アイ・ワークnews vol.32
#アイ・ワークNews


「アイ・ワークnews」Vol.32 が完成いたしましたのでご案内申し上げます。
今号は
・「猫を撫でたい」
・「年齢と文字サイズ」
上記のラインナップでお届けいたします。
12月に入り、いよいよ今年も残すところわずかとなりました。
街中にはイルミネーションが灯り、少しずつ年の瀬の空気が漂ってまいりました。
弊社でも引き続き年末進行で慌ただしくしておりますが、皆様にとっても公私ともにお忙しい時期かと存じます。
何かとご多用の折とは存じますが、
お時間の許す際にご覧いただけますと幸いです。
本年も大変お世話になり、心より御礼申し上げます。
どうぞお身体には十分ご留意のうえ、健やかに新年をお迎えください。
来年も引き続きアイ・ワークnewsをよろしくお願いいたします。
猫を撫でたい
今年も残すところ1ヶ月。
ほぼ秋をすっ飛ばして冬になりそうな感じですが、皆さま体調は大丈夫でしょうか? 年々秋が短くなっている気がします。
11月末の3連休、自宅をこよなく愛する野原は出かけもせず書類の整理をしていて、懐かしいアルバムを見つけました。
昔、実家で飼っていた猫のアルバムです。
私が小学5年生の時に、祖父が田んぼに落ちていたのを拾ってきました(祖母にめっちゃ怒られていました)。生後1ヶ月になるかならないかくらいの仔猫で、子供だった私の両手でもすっぽり収まるサイズの小ささ。灰色だと思っていましたが、ただの汚れで洗うと真っ白でもはやただの毛玉でした。仔猫の成長は早いもので、あっと言う間に大きくなりちょっと太々しいお嬢様になりました。
怖がりで2階からはほとんど降りて来なかったし、抱っこもさせてくれなかったけど、撫でられるのは好きなのか近くに寄るだけでゴロゴロ喉を鳴らす可愛い仔でした。
年齢と文字サイズ
冬将軍がじわじわと攻めてきている今日この頃。みなさま、体調を崩さずお元気にしておりますか?
現在携わっている冊子制作の案件で、80代・90代が読みやすい大きさの文字にして欲しいとの要望をいただいたことをきっかけに、印刷物においての年齢別の可読文字サイズについて調べてみました。
印刷物においての年齢と文字サイズの目安
※WEBの文字サイズとは異なりますのでご注意ください。
幼児~小学校低学年(9歳以下)
標準規格 22~30pt
※教科書本文の大きさは26pt程度
小・中学生(10代)
標準規格 18〜26pt
※教科書本文の大きさは22pt程度
標準規格とは?
できるだけ多くの弱視児童生徒が利用できるようにするための規格
青年(10代後半~30代)
最少可読 6.4pt
読みやすい 12.8pt
一般的には、8~10.5pt程度が基準
※印刷物の文字の最小サイズは6pt程度
中年(40代~50代)
最少可読 9.8pt
読みやすい 19.7pt
前期高齢者(60代~70代)
最少可読 16.3pt
読みやすい 32.5pt
後期高齢者(80代)
最少可読 22.3pt
読みやすい 45.8pt
上記を心がけようとしても、現実的に無理な場合(情報量が多く、文字を小さくせざるを得ない場合など)もあるし、使用するフォントや個人の視力によっても読みやすさは変わると思うので、あくまで可読文字サイズは目安として考えて、校正の際に確認しながら調整することが大切なのかなと思います。
みなさま、原稿入稿の際は、文字サイズのことを考慮した文章量で、ご入稿をお願いいたしますー!
参考文献
幼児~小・中学生の文字サイズ
文部科学省 | https://www.mext.go.jp
(第2章 拡大教科書の標準的な規格について)
青年~後期高齢者の文字のサイズ
産総研 | https://scdb.db.aist.go.jp
(可読文字サイズの推定・視距離0.3m 輝度100cd/m2の場合)
※最小可読文字サイズ・読みやすい文字サイズを5歳間隔で算出し平均値を表記